RealVNCでリモート操作

ちょっと離れたパソコンを使いたい。例えば、自分の部屋のパソコンから、居間のパソコンを操作したいとか、仕事場から自宅のパソコンを操作したいとか、そんなことが割りと簡単にできるRealVNCというツール。フリーのツールで日本語化されてる物も手に入ります。れいんがやった導入手順は

  1. RealVNCを手に入れる(ググって探す)、日本語版が吉。
  2. パソコンにインストール。デフォルトのままでOK。
    起動時に「VNC sever (service)」が起動するようになる。
    これが起動しているパソコンを遠隔操作することができる。
  3. タスクトレイのVNC severアイコンのオプションから、いちおうパスワードを設定。
  4. WinXPやセキュリティソフトでパーソナルファイアウォールを使ってる人は、5900ポートを空けておく(デフォルトだと5900ポートを使います)。

で、準備は終了。操作する側も操作される側の両方のパソコンにインストールしてください(ホントは操作されるほうだけでいいんだけど)。ポートあけるのが一番メンドクサイです。

  1. 操作されるパソコンを起動、ログインして、VNC severが起動している状態にする。タスクトレイのアイコンの上にマウスポインタを置くと、IPアドレス(〜service:の後の数字)が表示されるので、それをメモって置く。
  2. 操作するパソコンで、VNCビューワを起動。メモったIPアドレスを入力してOK。パスワードを聞かれるので、それを入力。

これで、ウィンドウに操作される側のデスクトップが表示されるはず。描画にちょっと時間はかかりますが、処理自体にそんなに遅延はでませんので、それほど不都合はないかと。<ネットを使って遠隔操作する場合(ルーター内のPC1台限定で操作)>

  1. ルーターを使っている場合は、設定が必要になる。静的IPマスカレードで5900ポートのデータを、操作されるパソコンのプライベートIPアドレスに行くように設定する。
  2. 操作される側のグローバルアドレスを確認する。簡単なのは「確認君」(ググって下さい)
  3. 操作されるパソコンは起動してログインしておく。
  4. 操作するパソコンでVNCビューワを起動し、操作されるパソコンのグローバルIPアドレスを入力(プライベートIPアドレスではない)。

グローバルIPアドレスは、変わる可能性があるので、ご注意を。
なんだかネットワーク単語がいっぱいですが、多少でも理解できるならば、結構簡単に導入できると思います。お試しを。結構感動しますよ(^^♪
問題は、パソコンの電源が入っているパソコンしか操作できないので、電源いれっぱじゃないといけないことかなぁ。